大航海時代とルネサンス 大航海時代 ルネサンス 歴史 参考文献 index

ヘレフォード図

画像上部で足を持ち上げているように見えるのは大足族・パタゴン。左側中程には奇妙な頭部の人物。
右下にバベルの塔。かなり長いバビロンについての説明文が付けられている。ノアのひ孫ニムロデが建てたバビロンの巨大さが強調されている。町の周囲の壁は幅25メートル、高さ100メートルで、長さは100キロ、その上を24台の馬車が並んで走れるとされる。

下の画像(地図の世界史 大図鑑)はドン川の上に描かれている食人種・イッセドネス人。
古代から黒海の北、中央アジアのスキタイには人食いの巨大野蛮人が住むとされていた。 イッセドネス人は親が死ぬと「死者の肉と動物の肉を混ぜ合わせて厳粛な饗宴」として食するという。この場面では人間の頭や脚を食べている。

情報が少ないアジア、アフリカ南部などにも多くの奇怪な種族が描かれている。

ヘレフォード図
最上部・中心 アジア北側 アジア南側 ヨーロッパ
地中海・アフリカ北部
大航海時代 古地図 大航海時代 年表・項目

シルクロードとその彼方への地図
東方探検2000年の記録
ケネス・ネベンザール著 ファイドン
地図の世界史 大図鑑
ジェリー・ブロットン著 河出書房新社
地図は語る「世界地図」の誕生
応地利明著 日本経済新聞出版社