カーメラ・デッリ・スポージの壁画 侍臣たちと馬、犬 出会い
馬や犬が主人公のように見える左側の上部、丸くくりぬかれた岩の手前にかすかに「東方三博士の礼拝」の行列が描かれているらしい。1月6日とされる礼拝で旅の日付を暗示しているとされる。
右は「出会い」。左に立つルドヴィコは正面を向いた新枢機卿フランチェスコと出会っている。その右には右を向いた皇帝フリードリヒ3世(フランチェスコの枢機卿登位を推進)、デンマーク王クリスチャン(ルドヴィコの義兄弟)、右端には長男フェデリコ1世。一族の子供たちも描かれている。
中央の扉の上では童子たちが「最も優れ、類いまれな信仰心をもつ令名高いルドヴィコ2世と女性の栄誉を一身に担う誉れ高いバルバラ夫人に捧げて彼らの画家マンテーニャが彼らの名誉のためにこの作品を1474年に完成した」と記された板を掲げている。
右は「出会い」。左に立つルドヴィコは正面を向いた新枢機卿フランチェスコと出会っている。その右には右を向いた皇帝フリードリヒ3世(フランチェスコの枢機卿登位を推進)、デンマーク王クリスチャン(ルドヴィコの義兄弟)、右端には長男フェデリコ1世。一族の子供たちも描かれている。
中央の扉の上では童子たちが「最も優れ、類いまれな信仰心をもつ令名高いルドヴィコ2世と女性の栄誉を一身に担う誉れ高いバルバラ夫人に捧げて彼らの画家マンテーニャが彼らの名誉のためにこの作品を1474年に完成した」と記された板を掲げている。
「宮廷」の場面にいるはずのない新枢機卿フランチェスコが描かれているのは、ルドヴィコの善政による一族の繁栄と権威の継承の実現を表すためだったとされている。
1460年代
カーメラ・デッリ・スポージの天井・壁画
北壁 宮廷(部分)
マンテーニャ Mantegna
カーメラ・デッリ・スポージの壁画 侍臣たちと馬、犬 出会い
1465年頃〜74年 フレスコ・テンペラ
イタリア マントヴァ パラッツォ・ドゥカーレ
世界美術大全集12 イタリア・ルネサンス2
1460年代
カーメラ・デッリ・スポージの天井・壁画
北壁 宮廷(部分)
カーメラ・デッリ・スポージの壁画 侍臣たちと馬、犬 出会い
1465年頃〜74年 フレスコ・テンペラ
イタリア マントヴァ パラッツォ・ドゥカーレ
世界美術大全集12 イタリア・ルネサンス2