
聖母子と奏楽天使 ピサの多翼祭壇画
ピサのカルミネ聖堂のための多翼祭壇画。マザッチョの作品で、当時の記録(19世紀末に発見された)が残る唯一のもの。
1426年2月19日ピサの公証人によって制作依頼があり、同年12月16日に最後の報酬が支払われている。報酬の支払いは9回の記録があり、10月16日には、祭壇画が完成するまで他の仕事をいっさいしないように約束されている。
16世紀末聖堂を改修する際に移され、分断されてしまったらしい。19世紀末から20世紀初めにかけて、ヨーロッパ、アメリカの美術館から11枚のパネルが発見された。ピサで祭壇画を見たヴァザーリの記述に基づいていくつかの復元案が出されている。
中央パネルが「聖母子と奏楽天使」。立体感のある聖母がゆったりと玉座に座り、無邪気に葡萄を食べる幼児キリストを抱きかかえている。玉座はコリント式円柱を備え整然と構築されている。前面の奏楽の天使と、玉座の後ろに立つ二人の天使によって奥行きが表されている。光源が左側に置かれ、視点は低く置かれている。
中央パネルの上に「キリストの磔刑」、その両側に聖人像の小パネル。中央パネルの左右に聖ペテロ、洗礼者ヨハネ、聖ユリアヌス、聖ニコラウス。プレデッラには聖人の伝記からとられた物語。
キリストの磔刑 聖人像4枚の小パネル
聖パウロ・聖アンデレ(置かれていた場所は不明)
プレデッラ(聖ペテロの磔刑と洗礼者聖ヨハネの斬首、東方三博士の礼拝、聖ユリアヌスの物語・聖ニコラウスの物語)
1420年代
マザッチョ Masaccio
聖母子と奏楽天使 ピサの多翼祭壇画
1426年 板 テンペラ 135.5×73cm
ロンドン ナショナル・ギャラリー
世界美術大全集11 イタリア・ルネサンス1
イタリア・ルネサンスの巨匠たち3 マザッチョ
1426年2月19日ピサの公証人によって制作依頼があり、同年12月16日に最後の報酬が支払われている。報酬の支払いは9回の記録があり、10月16日には、祭壇画が完成するまで他の仕事をいっさいしないように約束されている。
16世紀末聖堂を改修する際に移され、分断されてしまったらしい。19世紀末から20世紀初めにかけて、ヨーロッパ、アメリカの美術館から11枚のパネルが発見された。ピサで祭壇画を見たヴァザーリの記述に基づいていくつかの復元案が出されている。
中央パネルが「聖母子と奏楽天使」。立体感のある聖母がゆったりと玉座に座り、無邪気に葡萄を食べる幼児キリストを抱きかかえている。玉座はコリント式円柱を備え整然と構築されている。前面の奏楽の天使と、玉座の後ろに立つ二人の天使によって奥行きが表されている。光源が左側に置かれ、視点は低く置かれている。
中央パネルの上に「キリストの磔刑」、その両側に聖人像の小パネル。中央パネルの左右に聖ペテロ、洗礼者ヨハネ、聖ユリアヌス、聖ニコラウス。プレデッラには聖人の伝記からとられた物語。
キリストの磔刑 聖人像4枚の小パネル
聖パウロ・聖アンデレ(置かれていた場所は不明)
プレデッラ(聖ペテロの磔刑と洗礼者聖ヨハネの斬首、東方三博士の礼拝、聖ユリアヌスの物語・聖ニコラウスの物語)
1420年代
聖母子と奏楽天使 ピサの多翼祭壇画
1426年 板 テンペラ 135.5×73cm
ロンドン ナショナル・ギャラリー
世界美術大全集11 イタリア・ルネサンス1
イタリア・ルネサンスの巨匠たち3 マザッチョ
