エレオノーラ礼拝堂
フィレンツェ、パラッツォ・ヴェッキオにつくられた、一日に何度もミサを受ける信仰熱心なエレオノーラのための個人礼拝堂。
対抗宗教改革期の複雑な予型論の構想をもち、コジモ1世をモーセと同一視する政治的意図やエレオノーラが擁護していたイエズス会からの影響などがみられる。自らが寓意詩人でもあったブロンズィーノによって、宮廷内で鑑賞される博学な寓意表現が描かれている。側壁にはモーセの物語、スパンドレル(三角弧壁面)には四枢要徳、正義、賢明、剛毅、節制が描かれている。
世界美術大全集15 マニエリスム 1540年代
画像 ルネサンス美術館 小学館
対抗宗教改革期の複雑な予型論の構想をもち、コジモ1世をモーセと同一視する政治的意図やエレオノーラが擁護していたイエズス会からの影響などがみられる。自らが寓意詩人でもあったブロンズィーノによって、宮廷内で鑑賞される博学な寓意表現が描かれている。側壁にはモーセの物語、スパンドレル(三角弧壁面)には四枢要徳、正義、賢明、剛毅、節制が描かれている。
世界美術大全集15 マニエリスム 1540年代
画像 ルネサンス美術館 小学館
天井画
祭壇画、受胎告知
紅海の渡渉
青銅の蛇
岩から水を出すモーセ、マナの拾集
ブロンズィーノ
エレオノーラ礼拝堂
1540〜45年 フレスコ 490×385cm(床面)
フィレンツェ パラッツォ・ヴェッキオ
祭壇画、受胎告知
紅海の渡渉
青銅の蛇
岩から水を出すモーセ、マナの拾集
エレオノーラ礼拝堂
1540〜45年 フレスコ 490×385cm(床面)
フィレンツェ パラッツォ・ヴェッキオ