テロとアンデレの召命 システィーナ礼拝堂
キリストの生涯3番目の作品。
システィーナ礼拝堂側壁装飾に参加した画家のなかで最も豊かな壁画制作の経験を持っていたギルランダイオだったが、制作したのは「ペテロとアンデレの召命」「キリストの復活」の2点、この作品だけが残されている。(8人の歴代教皇像も担当)
左遠景でペテロとその兄弟アンデレを召命、前景中央で二人を使徒として公認、右遠景で二人を連れたキリストがヤコブとその兄弟ヨハネを召命している。マルコによる福音書1章。3つの場面がガリラヤ湖を背景に左右対称的に配されている。
システィーナ礼拝堂 1480年代
システィーナ礼拝堂側壁装飾に参加した画家のなかで最も豊かな壁画制作の経験を持っていたギルランダイオだったが、制作したのは「ペテロとアンデレの召命」「キリストの復活」の2点、この作品だけが残されている。(8人の歴代教皇像も担当)
左遠景でペテロとその兄弟アンデレを召命、前景中央で二人を使徒として公認、右遠景で二人を連れたキリストがヤコブとその兄弟ヨハネを召命している。マルコによる福音書1章。3つの場面がガリラヤ湖を背景に左右対称的に配されている。
システィーナ礼拝堂 1480年代
前景の会衆のなかには、ローマ在住のフィレンツェ人の有力者やその子女の肖像が多く描かれている。人物同定には諸説があるが、ロレンツォ豪華王の叔父でメディチ銀行のローマ支配人とその二人の息子、ヴェスプッチ、ソデリーニ、ギリシア人古典学者などの名前が挙げられている。
ギルランダイオ Ghirlandaio
ペテロとアンデレの召命
1481〜82年 フレスコ 約340×550cm
ヴァティカーノ宮 システィーナ礼拝堂
世界美術大全集11 イタリア・ルネサンス1
ペテロとアンデレの召命
1481〜82年 フレスコ 約340×550cm
ヴァティカーノ宮 システィーナ礼拝堂
世界美術大全集11 イタリア・ルネサンス1