オリーヴ山での祈り
マンテーニャの同名作品(1455年頃)と比較される作品。ともにヤコポ・ベリーニの素描帖から想を得たとされ、一説では妹と結婚したマンテーニャの作品を見たジョヴァンニは光の効果を求めて、朝の光が丘の頂に届いたときを描いたとされる。湾曲した岩の塊で祈るキリスト、遠くの町から近づいてくるユダと兵士たち。眠りこけている弟子たちの姿は異なっているのだが、いくつかのパターンがあったのかもしれない。(ロンドン本43V〜43r)としてある。
マンテーニャ「オリーヴ山での祈り」
ヤコポ・ベリーニ「素描帖」 1450年代ジョヴァンニ・ベリーニ Giovanni Bellini
オリーヴ山での祈り
1459年頃 板 テンペラ 81×127cm
ロンドン ナショナル・ギャラリー
世界美術大全集13 イタリア・ルネサンス3
ヤコポ・ベリーニ「素描帖」 1450年代
オリーヴ山での祈り
1459年頃 板 テンペラ 81×127cm
ロンドン ナショナル・ギャラリー
世界美術大全集13 イタリア・ルネサンス3