近代になって解体され、一部が散逸、完全に元の状態には戻せなくなった。聖母子と諸聖人、天使を描いた大パネルのほか、表裏で56(53が現存)のキリスト伝とマリア伝、30(16が現存)の小聖人像が描かれたとされる。
しばらくは個々の作品については触れない。それぞれの作品について知りたい方は
「イタリア・ルネサンスの巨匠たち」4 ドゥッチョ 東京書籍 を御覧下さい。知っているなかでは詳しく説明されている。
表面 1300・10年代
ドゥッチョ Duccio
マエスタ(裏面)
1311年 板 テンペラ 214×412cm
イタリア シエナ大聖堂美術館
世界美術大全集10 ゴシック2