「使徒たちの聖体拝領（1473〜74年）」を基準作として、イタリアへ行く前のヨース･ファン･ゲント初期作品とされている。
1464年にゲントで親方画家となったヨースは1470年頃からイタリアへ行き、ウルビーノで制作している。15世紀フランドルでイタリアとの関連が明らかな画家。

ヨース･ファン･ゲント　Joos van Ghent
マギの礼拝　右
1465年頃　カンヴァス　テンペラ　109.2×160cm　モノクロ
ニューヨーク　メトロポリタン美術館

キリストの磔刑の祭壇画　下
1467〜69年頃　板
216×171cm（中央パネル）　各216×81cm（両翼）モノクロ
ベルギー　ゲント　シント・バーフ大聖堂

1460年代

世界美術大全集14　北方ルネサンス