
七つの秘跡の祭壇画

大聖堂の身廊と側廊の空間が三つのパネルを通して広がっている。左翼に洗礼、堅信、告解、右翼に終油、結婚、叙品の秘跡を表す情景が描かれている。中央パネルには大きく聖体の秘跡・磔刑像が描かれ、その下で悲しむ人々も大きく描かれていて、この場面が最も手前にあることを示している。奥にある祭壇の前では司祭が聖別された聖餅(キリストの体)を捧げている。
1450年代
1450年代
七つの秘跡の祭壇画
1455年頃 板
200×97cm(中央パネル)119×63cm(両翼) モノクロ
アントウェルペン 王立美術館
世界美術大全集14 北方ルネサンス
一部のカラー画像 図説 ルネサンス百科事典 三省堂