
マリアの結婚・聖ヤコブと聖女クララ

左のオリエント風円形神殿で、ヨセフが婿に選ばれ、右のゴシック聖堂の扉口では婚約がおこなわれている。柱頭や正面の彫刻などが詳細に描かれている聖堂は当時未完だった、ブリュッセルのノートル=ダム=デュ=サブロン聖堂の正面玄関だとされ、カンパンがブリュッセルの町を知っていた証だとされている。
1420年代
世界美術大全集14 北方ルネサンス
世界美術大事典 小学館
1420年代
世界美術大全集14 北方ルネサンス
世界美術大事典 小学館
「聖ヤコブと聖女クララ」(裏面)。祭壇画外面に描かれたネーデルラント最初のグリザイユの作例とされる。トゥルネは彫刻が盛んで、1426年にはカンパンが彫刻「受胎告知」の彩色をしたという記録が残されている。
ロベール・カンパン Robert Campin
マリアの結婚(表面)・聖ヤコブと聖女クララ(裏面)
1420年頃 板 77×88cm モノクロ
マドリード プラド美術館
世界美術大全集14 北方ルネサンス
マリアの結婚(表面)・聖ヤコブと聖女クララ(裏面)
1420年頃 板 77×88cm モノクロ
マドリード プラド美術館
世界美術大全集14 北方ルネサンス