大航海時代とルネサンス 大航海時代 ルネサンス 歴史 参考文献 index

宮廷都市プラハ

1346年、ボヘミア王位に就いたカール4世(在位1346〜78 カレル1世)は教皇の支持などで対立皇帝に選ばれ、翌年単独の皇帝になった。(教皇から帝冠を授けられたのは1355年)プラハは皇帝の拠点となり、宮廷都市として発展した。
1344年にはプラハ司教座を大司教座に昇格させて、教会の自立性を高め、ボヘミア王国の独立性をより確かにした。1348年からは、ペーター・パーラーによる聖ヴィート大聖堂内陣やカレル橋などによって、プラハ新市街が創られた。
1348年には中欧最初の大学、プラハ大学(カレル大学)(4学部・神、医、法、自由学芸と4同胞団・ザクセン、バイエルン、ポーランド、ボヘミア)も創設された。
ボヘミア地方のプラハはカール4世によって、神聖ローマ帝国の文化の創造と発展の中心地となった。

1346年 ボヘミア王カレル1世即位
1340年代
地図 世界史総合図録 山川出版社