
子羊の礼讃「ドゥース黙示録」より

イギリス王ヘンリー3世時代に制作された写本。ウェストミンスター祭壇画と様式的に密接な関係を持っている。発注・制作に宮廷かウェストミンスター修道院との関係があるらしい。色彩や動植物の表現は、当時のフランス絵画より自然主義的。
アングロ・ノルマン系の黙示録写本ではページ上半分を規則的に絵画にあてることが多い。読者はページをめくる度に絵巻物のような連続した画面を見ることになる。
長老たちが4つの生き物に囲まれた子羊を礼賛している。この場面は右に立つ人物の幻想らしい。
世界美術大全集10 ゴシック2 1200年代後半
子羊の礼讃「ドゥース黙示録」より
1270〜75年頃 写本装飾 31.2×21.5cm(ページ全体)
イギリス オックスフォード ボードリアン図書館
アングロ・ノルマン系の黙示録写本ではページ上半分を規則的に絵画にあてることが多い。読者はページをめくる度に絵巻物のような連続した画面を見ることになる。
長老たちが4つの生き物に囲まれた子羊を礼賛している。この場面は右に立つ人物の幻想らしい。
世界美術大全集10 ゴシック2 1200年代後半
1270〜75年頃 写本装飾 31.2×21.5cm(ページ全体)
イギリス オックスフォード ボードリアン図書館
