
エリザベスの後継者
エリザベスの最晩年、後継者が問題になった。独身だったエリザベスには子がなく、テューダーの嫡流も途絶えることになった。エリザベスの結婚問題は、メアリを失ったフェリペ2世が求婚したり、海外の王族を中心に候補が現れたが、外交政策決定をともなうため、慎重になり、結果生涯を独身で過ごすことになった。
1600年代
1600年代
エリザベス自身が後継者を指名することはなく、王位継承について議論することも禁じられていた。もっとも有力な候補とされていたのが、、テューダー朝の血を引く、メアリ・スチュアートの息子スコットランド国王ジェイムズ6世(スコットランド王 在位1567〜1625)で、セシルなど側近も支持していた。
世界各国史11 イギリス史
世界各国史11 イギリス史
