大航海時代とルネサンス 大航海時代 ルネサンス 歴史 参考文献 index

モハーチの戦い ハンガリー王ルドヴィク1世戦死

1516年ルドヴィク1世は、父ヴワディスワフ2世からボヘミアとハンガリーの王位(ハンガリー王ラヨシュ2世 在位1516〜26)を継承した。この時期ヤゲウォ家は本国リトアニアとポーランドも統治していた。15世紀末から16世紀初めにかけて、東中欧ではヤゲウォ家を核とした王朝連合が形成され、ハプスブルク家の東方進出を牽制する役割を果たしていた。ヤゲウォ家の統治は身分制議会に譲歩的で、各国の国会が君主に迎える理由だったともされる。
1520年オスマン帝国でスレイマン1世が即位(在位1520〜66)、翌年にはベオグラードを陥落させている。
1526年モハーチの戦いで、ハンガリー軍はオスマン軍に一蹴され、若い国王も後継ぎを残さず戦死してしまった。1515年の王位継承協定によって、ルドヴィクの義兄ハプスブルク家のフェルディナント(ボヘミア・ハンガリー王 在位1526〜64、皇帝 在位1556〜64)が国王に即位することになった。
フェルディナントは兄の皇帝カール5世から、オーストリアの全世襲領の支配を委ねられていた。
1520年代
世界各国史19 ドナウ・ヨーロッパ史