
レオナルド(5歳)の家族調書

祖父が本人となっているが、父セル・ピエロが書いた、1457年の資産申告書のなかの家族調書
一種の国勢調査のようになっているが、この頃の庶民の生活がわかる貴重な資料とされる。
1420年代 カタスト制度導入
レオナルド・ダ・ヴィンチの謎 天才の素顔 斎藤泰弘著 岩波書店
アントニオ 本人 85歳 fl.200
妻モンナ・ルチア 64歳 fl.200
息子セル・ピエロ 30歳 fl.200
息子フランチェスコ 何もせずに村にいる 22歳 fl.200
セル・ピエロの妻アルビエーラ 21歳 fl.200
セル・ピエロとカテリーナ(現在アッカッタブリーガの妻)の間にできた私生児レオナルド 5歳
このときに公布されていた課税に関する法令に「家族一人当り200フィオリーノの控除を認めるが、私生児の場合は、役人の裁可なしには適用されない」とされている。控除を認められるために詳しく記しているが、控除は認められなかった。年齢の右に役人が書いた fl.200 が書かれているが、レオナルドには線が引かれている。役所は当時の慣例に従って、私生児の扶養義務は母親側にあると判断したらしい。
(カテリーナが嫁いだことを記した唯一の記録)
妻モンナ・ルチア 64歳 fl.200
息子セル・ピエロ 30歳 fl.200
息子フランチェスコ 何もせずに村にいる 22歳 fl.200
セル・ピエロの妻アルビエーラ 21歳 fl.200
セル・ピエロとカテリーナ(現在アッカッタブリーガの妻)の間にできた私生児レオナルド 5歳
このときに公布されていた課税に関する法令に「家族一人当り200フィオリーノの控除を認めるが、私生児の場合は、役人の裁可なしには適用されない」とされている。控除を認められるために詳しく記しているが、控除は認められなかった。年齢の右に役人が書いた fl.200 が書かれているが、レオナルドには線が引かれている。役所は当時の慣例に従って、私生児の扶養義務は母親側にあると判断したらしい。
(カテリーナが嫁いだことを記した唯一の記録)