大航海時代とルネサンス 大航海時代 ルネサンス 歴史 参考文献 index

アンカラの戦い

1402年、アンカラの戦いでスルタン・バヤズィッド1世がティムールに捕らえられ、翌年幽閉中に死去した。オスマン朝の攻勢は中断し、アナトリア(小アジア)の多くの征服地は失われた。ティムールはオスマン朝のアナトリア領の多くを旧君侯に戻し与えた。バルカンとアナトリアにわずかに残ったオスマン領の支配者を巡ってバヤズィッド1世の王子たちの間で争いが起きて、オスマン帝国は分裂と消滅の危機を迎えた。1413年メフメット1世(在位1413〜21)が再統一に成功し、ムラト2世(在位1421〜51)の時代には勢いを取り戻していた。
ビザンツ帝国もテッサロニキなどの都市を回復した。アテネ公国ではアッチャイウォーリ家が公に戻り、アントニオ1世(在位1403〜35)のもとで平和を享受できた。

1400年代
世界各国史17 ギリシア史、18 バルカン史
地図 詳説 世界史図録 山川出版社
ティムール朝はアジア史であつかいます。