自画像
ティントレット70歳頃の自画像。新古典主義の時代には黙殺されていたティントレットが、ロマン派によって「破天荒な知性」から「怖るべき脳髄」へと評価が変わる際には、人間としての個性を現すものとして捉えられたらしい。
老醜を誇張している肖像画には、自己嘲弄という面も見られるが、作品の持つ沈黙の感覚にはティントレットの老人を描いた肖像画と共通するものがある。
1588年に版画化されている。
1580年代
ティントレット Tintoretto
自画像
1588年頃 カンヴァス 油彩 61×51cm
パリ ルーヴル美術館
世界美術大全集13 イタリア・ルネサンス3
老醜を誇張している肖像画には、自己嘲弄という面も見られるが、作品の持つ沈黙の感覚にはティントレットの老人を描いた肖像画と共通するものがある。
1588年に版画化されている。
1580年代
自画像
1588年頃 カンヴァス 油彩 61×51cm
パリ ルーヴル美術館
世界美術大全集13 イタリア・ルネサンス3