キリストの磔刑
聖ロクス同信会館、2階小広間の壁面全面に描かれた作品。
前景中央にキリストの十字架、その下には気を失った聖母、マグダラのマリア、聖ヨハネたち。十字架の奥はやや開け、左には立てられようとしている盗賊の十字架、右では盗賊が十字架に縛り付けられている。周りにはキリストを見守る多くの人々が右手前からの光を受けて半円形に描かれている。嵐の気配を含んだ空に、キリストの身体からの神秘の光が放たれている。
周りで作業を続けている人々、ハンマーやロープ、梯子などが置かれて現実性を高め、盗賊の十字架などで時間の経過も示している。朝9時頃キリストが十字架に架けられたとされる。
前景中央にキリストの十字架、その下には気を失った聖母、マグダラのマリア、聖ヨハネたち。十字架の奥はやや開け、左には立てられようとしている盗賊の十字架、右では盗賊が十字架に縛り付けられている。周りにはキリストを見守る多くの人々が右手前からの光を受けて半円形に描かれている。嵐の気配を含んだ空に、キリストの身体からの神秘の光が放たれている。
周りで作業を続けている人々、ハンマーやロープ、梯子などが置かれて現実性を高め、盗賊の十字架などで時間の経過も示している。朝9時頃キリストが十字架に架けられたとされる。
イエスの十字架に登り、海綿に酸い葡萄酒を含ませて差し出そうとしている人物。イエスはその葡萄酒を受け、「すべてが終わった」と言って息を引き取った。
1560年代
ティントレット Tintoretto
キリストの磔刑
1565年 カンヴァス 油彩 536×1224cm
ヴェネツィア 聖ロクス同信会館
サーラ・デッラルベルゴ
世界美術大全集13 イタリア・ルネサンス3
1560年代
キリストの磔刑
1565年 カンヴァス 油彩 536×1224cm
ヴェネツィア 聖ロクス同信会館
サーラ・デッラルベルゴ
世界美術大全集13 イタリア・ルネサンス3