大航海時代とルネサンス 大航海時代 ルネサンス 歴史 参考文献 index

動物の創造

聖三位一体同信会のために描かれた「創世記」を主題とする5点のうちの一つ。装飾計画は1547年からヴェローナの画家によって始められ、創世記の場面は計9点描かれたらしい。17世紀に建物が取り壊され、現存するのはティントレットが描いた4点。
神の祝福の光で生まれた鳥や魚、右手の陸地では動物たちが左に向かって進んでいる。素早く軽いタッチで描かれることで運動感が強められている。同信会の連作を横一列に展示するという条件に従って、隣の作品との連続を意識した構図らしい。