蝶を描くゼウス
ゼウスがカンヴァスに向かい蝶を描いている。その後ろにいるヘルメスは、何か懇願しているような右の女性に黙るように合図している。主題についていくつかの説があるが定説にはいたっていない。
ある美徳についての寓話 蝶を描いているゼウスに、美徳が謁見を求めるが、ヘルメスに妨げられる。
絵画の寓意 蝶の形をした魂を描くゼウスは画家の象徴で「絵画の発明」を描いている。
占星術的解釈 水星(ヘルメス・画家の守護者)が木星(ゼウス・画家の象徴、想像主)と乙女座の間にあることを示している。
ある美徳についての寓話 蝶を描いているゼウスに、美徳が謁見を求めるが、ヘルメスに妨げられる。
絵画の寓意 蝶の形をした魂を描くゼウスは画家の象徴で「絵画の発明」を描いている。
占星術的解釈 水星(ヘルメス・画家の守護者)が木星(ゼウス・画家の象徴、想像主)と乙女座の間にあることを示している。
この作品が描かれた経緯は不明。17世紀にヴェネツィアの個人コレクションになって、いくつかのコレクションを経て1951年に現在の美術史美術館に入った。
1520年代
ドッソ・ドッシ Dosso Dossi
蝶を描くゼウス
1520年代 カンヴァス 油彩 112×150cm
ウィーン 美術史美術館
世界美術大全集13 イタリア・ルネサンス3
1520年代
蝶を描くゼウス
1520年代 カンヴァス 油彩 112×150cm
ウィーン 美術史美術館
世界美術大全集13 イタリア・ルネサンス3