アヴェロルディ家の祭壇画
教皇レオ10世のヴェネツィア駐在大使が故郷ブレーシャの聖堂主祭壇のために1519年に注文した作品。注文主の好みで多翼祭壇画になっている。
中央パネルは「復活のキリスト」、左右パネルの上部に「受胎告知の大天使」と「マリア」、左パネルの下部に「甲冑姿のナザリウス(ナッザロ)とケルスス(チェルソ)と寄進者アヴェロルディ」右パネル下部に「聖セバスティアヌス」、遠景に聖ロクスとその傷を癒やす天使。
明暗のコントラストが強い。復活のキリストと日没の風景、受胎告知の大天使、聖セバスティアヌス。
中央パネルは「復活のキリスト」、左右パネルの上部に「受胎告知の大天使」と「マリア」、左パネルの下部に「甲冑姿のナザリウス(ナッザロ)とケルスス(チェルソ)と寄進者アヴェロルディ」右パネル下部に「聖セバスティアヌス」、遠景に聖ロクスとその傷を癒やす天使。
明暗のコントラストが強い。復活のキリストと日没の風景、受胎告知の大天使、聖セバスティアヌス。
聖セバスティアヌスのポーズにはラオコーン群像やミケランジェロの「囚われ人」の影響が、復活のキリストの後ろ向きの兵士のポーズにはラファエロの「聖ペテロの解放(1513年)」からの影響がみられる。 1510年代
ティツィアーノ Tiziano
アヴェロルディ家の祭壇画
1519〜22年 板 油彩 278×122cm(中央パネル)
イタリア ブレーシャ
サンティ・ナッザロ・エ・チェルソ聖堂
世界美術大全集13 イタリア・ルネサンス3
アヴェロルディ家の祭壇画
1519〜22年 板 油彩 278×122cm(中央パネル)
イタリア ブレーシャ
サンティ・ナッザロ・エ・チェルソ聖堂
世界美術大全集13 イタリア・ルネサンス3