大航海時代とルネサンス 大航海時代 ルネサンス 歴史 参考文献 index

ピエタ

死んだキリストを抱く聖母マリアと支える福音書記者聖ヨハネ、足を抱くマグダラのマリアが描かれている。修復によって背後の聖ペテロと聖パウロが現れたが、その顔は切られていて、1601年の模写で二人の上に空が広がっていたことがわかる。切断された後、背後の二人は塗りつぶされていた。17世紀に何度か洪水の被害を受けたことが切断の原因になったともされる。
最初サン・ガッロ聖堂に置かれていたが、1531年にサン・ヤコポ聖堂に移り、1619年にフマガッリ家、18世紀にはパラッツォ・ピッティに置かれていた。
1510年代
フラ・バルトロメオ Fra Bartolomeo
ピエタ
1516年 板 油彩 158×199cm
フィレンツェ ピッティ美術館
世界美術大全集12 イタリア・ルネサンス2