死せるキリストへの哀悼
左上にゴルゴタの丘、手前の台の上にキリストの遺体が置かれた埋葬直前の場面。頬杖をついているのはヨブらしい老人、左の墓の前にはトルコ人の服装をした3人の老兵、台の下には骸骨、ヨブの背後には悲しみの聖母と後ろ向きの使徒ヨハネ、その奥には復活したキリストと二人のマリアのように見える人々。
明るい空の下、岩山の上では牧人がラッパを吹いている。その下にも骸骨、左には古代風の彫刻、右には痩せた人物像?。
1510年代
明るい空の下、岩山の上では牧人がラッパを吹いている。その下にも骸骨、左には古代風の彫刻、右には痩せた人物像?。
1510年代
遠景まで丁寧な描写が行われ、白い点描で光が表されている。
晩年のカルパッチョは時代遅れの画家とされていたらしく大きな仕事の依頼はなかった。カルパッチョ Carpaccio
死せるキリストへの哀悼
1510年 カンヴァス 油彩 145×185cm
ベルリン 国立絵画館
世界美術大全集13 イタリア・ルネサンス3
晩年のカルパッチョは時代遅れの画家とされていたらしく大きな仕事の依頼はなかった。
死せるキリストへの哀悼
1510年 カンヴァス 油彩 145×185cm
ベルリン 国立絵画館
世界美術大全集13 イタリア・ルネサンス3