男の肖像
ロマニーノ(本名ジローラモ・ダ・ロマーノ 1485〜1560頃)
ブレーシャの画家サヴォルド、ロマニーノ、モレット、三人の中で最も闘争的でエネルギーにあふれた画家。ヴェネツィア派からの影響を受けたが、作品には民衆的な写実性が見られる。多くの宗教画を描いているが肖像画は少ない。
右はティツィアーノやロレンツォ・ロットの作品と考えられていたが、1871年にロマニーノ作の肖像画とされた。モデルや注文主についての記録は残されていない。背景の暗闇とモデルの黒髪や衣服の黒い部分との境界がわからない。神経質そうな目には何か不安なものが感じられる。
1510年代
ロマニーノ Romanino
男の肖像
1519年頃 カンヴァス 油彩 50×42cm
イタリア ブレーシャ 市立トージョ・マルティネンゴ絵画館
世界美術大全集13 イタリア・ルネサンス3
ブレーシャの画家サヴォルド、ロマニーノ、モレット、三人の中で最も闘争的でエネルギーにあふれた画家。ヴェネツィア派からの影響を受けたが、作品には民衆的な写実性が見られる。多くの宗教画を描いているが肖像画は少ない。
右はティツィアーノやロレンツォ・ロットの作品と考えられていたが、1871年にロマニーノ作の肖像画とされた。モデルや注文主についての記録は残されていない。背景の暗闇とモデルの黒髪や衣服の黒い部分との境界がわからない。神経質そうな目には何か不安なものが感じられる。
1510年代
男の肖像
1519年頃 カンヴァス 油彩 50×42cm
イタリア ブレーシャ 市立トージョ・マルティネンゴ絵画館
世界美術大全集13 イタリア・ルネサンス3