洗礼者聖ヨハネの説教
フィレンツェのスカルツォ修道院中庭の回廊に描かれた「洗礼者聖ヨハネの物語」連作壁画の一場面。1513年頃から描き始め、途中何度か中断しながら1526年に完成している。12の場面で生涯を表し、中庭への入口に四つの美徳の寓意像を描いている。
黒褐色のモノクローム画だが、ギルランダイオの「洗礼者聖ヨハネの生涯(1485〜90)」やデューラーの版画などから学び、光線の効果や明暗の使い方で動きのある画面にしている。
黒褐色のモノクローム画だが、ギルランダイオの「洗礼者聖ヨハネの生涯(1485〜90)」やデューラーの版画などから学び、光線の効果や明暗の使い方で動きのある画面にしている。
ヴァザーリによると人物像の多くはデューラー(1471〜1528)の版画から借用されている。 1510年代
アンドレア・デル・サルト Andrea del Sarto
洗礼者聖ヨハネの説教(「洗礼者聖ヨハネの物語」連作より)
1515年 フレスコ 192×209cm
フィレンツェ スカルツォ修道院
世界美術大全集12 イタリア・ルネサンス2
洗礼者聖ヨハネの説教(「洗礼者聖ヨハネの物語」連作より)
1515年 フレスコ 192×209cm
フィレンツェ スカルツォ修道院
世界美術大全集12 イタリア・ルネサンス2