大航海時代とルネサンス2018
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システィーナ礼拝堂天井画

教皇シクストゥス4世(在位1471〜84)の命によって1473年頃から建造が始められた礼拝堂。天井までの高さ21m、幅13m、奥行き40mの「聖母被昇天」にささげられた大きな礼拝堂。
1481年にフィレンツェの画家たちによって祭壇に「聖母被昇天」、側壁左側に「モーセ伝」、右側に「キリスト伝」が描かれ、天井には別の画家によって星をちりばめた青い天空が描かれていた。
ユリウス2世(在位1503〜13)はミケランジェロに天井画を描くように依頼した。当初は12人の使徒の像と幾何学模様の予定だったが、ミケランジェロは「創世記」の「天地創造」から「ノアの物語」までの9場面と、12の預言者・巫女の像、四隅の「英雄の物語」、三角形構図の「キリストの祖先たち」、その下の半円形部分に16場面を描いた。