聖母子と幼児の洗礼者聖ヨハネと四天使(マンチェスターの聖母)
左の二人と聖母の頭は下書きだけで残されている。「マンチェスターの聖母」と呼ばれているのは、ローマのボルゲーゼ・コレクションでギルランダイオ作とされていたのが、1857年にミケランジェロ作としてマンチェスターで展示されたことによる。これに批判的な意見もあって、現在はミケランジェロの弟子の作とされている。
解説では「ドーニ家の聖家族」の前段階を示す作品としている。二組の少年(天使)にレオナルド・ダ・ヴィンチの「二重人物像」からの影響を見ている。作者としてはミケランジェロの弟子だったブジャルディーニを挙げている。ミケランジェロの信頼があつく、カルトン(原寸大下絵)をもらえる立場にあったとされる。
1500年代ミケランジェロ派
聖母子と幼児の洗礼者聖ヨハネと四天使(マンチェスターの聖母)
1501〜05年 板 テンペラ 102×76cm
ロンドン ナショナル・ギャラリー
世界美術大全集12 イタリア・ルネサンス2
解説では「ドーニ家の聖家族」の前段階を示す作品としている。二組の少年(天使)にレオナルド・ダ・ヴィンチの「二重人物像」からの影響を見ている。作者としてはミケランジェロの弟子だったブジャルディーニを挙げている。ミケランジェロの信頼があつく、カルトン(原寸大下絵)をもらえる立場にあったとされる。
1500年代
聖母子と幼児の洗礼者聖ヨハネと四天使(マンチェスターの聖母)
1501〜05年 板 テンペラ 102×76cm
ロンドン ナショナル・ギャラリー
世界美術大全集12 イタリア・ルネサンス2