牧場の聖母
聖母マリアが地面に座って幼児キリストに合掌している「謙譲の聖母」、作者によるこのタイプ唯一の作品とされる。横たわる幼児キリストに合掌している作品は他にもある。
左の枯れ木にとまるハゲタカは死の前兆、ペリカンと蛇の争いは母性愛とそれを冒すものまたは善と悪の争いとされる。しかし全体にのびやかに広がる牧歌的風景のなかで象徴的意味は目立たない。
左の枯れ木にとまるハゲタカは死の前兆、ペリカンと蛇の争いは母性愛とそれを冒すものまたは善と悪の争いとされる。しかし全体にのびやかに広がる牧歌的風景のなかで象徴的意味は目立たない。
1500年代
ジョヴァンニ・ベリーニ Giovanni Bellini
牧場の聖母
1500〜05年 板(カンヴァスに移行) 油彩 67×86cm
ロンドン ナショナル・ギャラリー
世界美術大全集13 イタリア・ルネサンス3
牧場の聖母
1500〜05年 板(カンヴァスに移行) 油彩 67×86cm
ロンドン ナショナル・ギャラリー
世界美術大全集13 イタリア・ルネサンス3