ウルビーノ公夫妻の肖像
ウルビーノの君主フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロと、妻のバッティスタ・スフォルツァを描いた二連肖像画。
俯瞰的な風景を背景に肖像を描くのはフランドルからもたらされた形式、ピエロはフランドルの四分の三観面ではなく、イタリア伝統のプロフィールで肖像を描いている。
裏面には彼らの徳を讃える架空の凱旋図とラテン語のほめ歌が記されている。当時多く制作されていたメダルに見られる表現を肖像画に採り入れている。 裏面 1470年代
俯瞰的な風景を背景に肖像を描くのはフランドルからもたらされた形式、ピエロはフランドルの四分の三観面ではなく、イタリア伝統のプロフィールで肖像を描いている。
裏面には彼らの徳を讃える架空の凱旋図とラテン語のほめ歌が記されている。当時多く制作されていたメダルに見られる表現を肖像画に採り入れている。 裏面 1470年代
バッティスタは1460年に14歳で結婚、12年の結婚生活で9人の子供をもうけて、1472年に死去した。この作品のバッティスタは生気を欠いているため、その死後描かれたともされている。
ピエロ・デッラ・フランチェスカ Piero della Francesca
ウルビーノ公夫妻の肖像
1474〜75年頃 板 油彩 各47×33cm
フィレンツェ ウフィツィ美術館
世界美術大全集11 イタリア・ルネサンス1
ウルビーノ公夫妻の肖像
1474〜75年頃 板 油彩 各47×33cm
フィレンツェ ウフィツィ美術館
世界美術大全集11 イタリア・ルネサンス1