狩猟 カッソーネ装飾
板絵の大きさからカッソーネ(横長の衣裳櫃)の正面部分だったとされている。制作されたのは1465〜69年、「聖体の汚辱と聖体の奇跡」と作風が近い。
深い森の中で展開する狩猟の場面。茶、黒、白3色の馬、明るいベージュ色の猟犬、走り・立ち止まる色とりどりの衣裳の勢子たち、馬上の赤い衣裳の人々。
ヴァザーリは、ウッチェロが写実的な固有色を用いずに描くことがあった、と伝えている。
1460年代
深い森の中で展開する狩猟の場面。茶、黒、白3色の馬、明るいベージュ色の猟犬、走り・立ち止まる色とりどりの衣裳の勢子たち、馬上の赤い衣裳の人々。
ヴァザーリは、ウッチェロが写実的な固有色を用いずに描くことがあった、と伝えている。
1460年代
人物の衣裳や馬具の赤は材質感から離れた、装飾としての色になっている。画像ではわかりにくいが、人物は鼻先が尖った横顔が繰り返されている。
写実主義や古典様式とはまったく異なる個性的な作品。パオロ・ウッチェロ Paolo Uccello
狩猟
1465〜69年 板 テンペラ 65×165cm
オックスフォード アシュモーリアン美術館
世界美術大全集11 イタリア・ルネサンス1
写実主義や古典様式とはまったく異なる個性的な作品。
狩猟
1465〜69年 板 テンペラ 65×165cm
オックスフォード アシュモーリアン美術館
世界美術大全集11 イタリア・ルネサンス1