ポルトガル枢機卿礼拝堂
ポルトガル王家の一族で、イタリアで学び、その深い信仰心を時の教皇に称賛された、ヤコポ・ダ・ポルトガッロは1459年25歳で死去した。故人の生前の希望通り、墓碑を収めた礼拝堂が1461〜62年、アントニオ・ロッセッリーノを中心としてサン・ミニアート・アル・モンテ聖堂に造営された。
その天井装飾は1461年ルカ・デッラ・ロッビアによって制作が始められた。中央に聖霊の鳩、周囲を「枢要徳(正義・剛毅・賢明・抑制)」の擬人像が囲んでいる。
1460年代
その天井装飾は1461年ルカ・デッラ・ロッビアによって制作が始められた。中央に聖霊の鳩、周囲を「枢要徳(正義・剛毅・賢明・抑制)」の擬人像が囲んでいる。
1460年代
フレスコ画装飾 アレッソ・バルドヴィネッティ
アントニオ・ポライウォーロ
墓碑彫刻 アントニオ・ロッセッリーノ
天井装飾 ルカ・デッラ・ロッビア Luca della Robbia
ポルトガル枢機卿礼拝堂
1461〜62年 天井装飾 施釉テラコッタ
フィレンツェ サン・ミニアート・アル・モンテ聖堂
世界美術大全集11 イタリア・ルネサンス1
フィレンツェの美術上巻 日本放送出版協会