羊飼いの礼拝
1586年以降にフェラーラ公妃の礼拝堂に設置されたとされる5点のうちの1点だと考えられている。
1882年にマンテーニャの作品とされ、制作年は1449年か少し後、1450〜51年頃の円熟した様式の初期の作品、1460年頃のマンテーニャの素描に基づく弟子の作品、など諸説がある。
羊飼いのたちのポーズや嬰児キリストの寝方などに不自然な部分があるが、遠くへ広がる青空、遠くになるほど緑に黄色が加わる色彩、木目までの細かい描写、聖母の青い衣の描写法などから1450年代後期の作ともされる。 1450年代
1882年にマンテーニャの作品とされ、制作年は1449年か少し後、1450〜51年頃の円熟した様式の初期の作品、1460年頃のマンテーニャの素描に基づく弟子の作品、など諸説がある。
羊飼いのたちのポーズや嬰児キリストの寝方などに不自然な部分があるが、遠くへ広がる青空、遠くになるほど緑に黄色が加わる色彩、木目までの細かい描写、聖母の青い衣の描写法などから1450年代後期の作ともされる。 1450年代
細密描写が見られる一方で、様式化された樹木や草、羊飼いたちの服装(膝にあて布?)などマンテーニャの作品としては珍しい部分もある。そのため工房作と考えた方がいいように思える。
マンテーニャ Mantegna
羊飼いの礼拝
1454〜60年頃 板(カンヴァスに移行) テンペラ 40×55.6cm(画面は37.8×53.3cm)
ニューヨーク メトロポリタン美術館
世界美術大全集12 イタリア・ルネサンス2
羊飼いの礼拝
1454〜60年頃 板(カンヴァスに移行) テンペラ 40×55.6cm(画面は37.8×53.3cm)
ニューヨーク メトロポリタン美術館
世界美術大全集12 イタリア・ルネサンス2