キリストの昇天 大聖堂
1446年から51年にかけて制作された、大聖堂南聖具室入り口上のリュネットの「キリストの昇天」。この作品も施釉テラコッタによる浮彫だが、「キリストの復活」と比べると違いが目立つ。
衣の襞は長く伸ばされ装飾的になっていて、足の表現は平板になっている。ブルネレスキが死去したのが1446年、ドナテッロは1443〜53年にはパドヴァに滞在していた。ルカはギベルティの洗礼堂北側門扉(1403〜24年)のキリストの姿を参考にしたらしい。有効な助言を与える人がいなかったからだろうか。
衣の襞は長く伸ばされ装飾的になっていて、足の表現は平板になっている。ブルネレスキが死去したのが1446年、ドナテッロは1443〜53年にはパドヴァに滞在していた。ルカはギベルティの洗礼堂北側門扉(1403〜24年)のキリストの姿を参考にしたらしい。有効な助言を与える人がいなかったからだろうか。
1440年代
ルカ・デッラ・ロッビア Luca della Robbia
キリストの昇天
1446〜51年 施釉テラコッタ 200×260cm
フィレンツェ サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
世界美術大全集11 イタリア・ルネサンス1
イタリア・ルネサンスの巨匠たち9 ルカ・デッラ・ロッビアとその一族
キリストの昇天
1446〜51年 施釉テラコッタ 200×260cm
フィレンツェ サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
世界美術大全集11 イタリア・ルネサンス1
イタリア・ルネサンスの巨匠たち9 ルカ・デッラ・ロッビアとその一族