大聖堂唱歌壇
フィレンツェ大聖堂の南側聖具室入り口の上に設置された、パイプオルガンの前を飾る装飾彫刻。1688年、メディチ家の結婚式のときに、持送りを残して解体され、唱歌隊を載せる木製ギャラリーが作られた。そのためカントリア(唱歌壇)と呼ばれている。
19世紀半ばに持送りも撤去され、1883年に現在の大聖堂美術館へ移された。
大聖堂唱歌壇 1430年代
大聖堂唱歌壇(部分)
1431〜38年 大理石
フィレンツェ 大聖堂美術館
世界美術大全集11 イタリア・ルネサンス1
フィレンツェの美術 上巻 日本放送出版協会
色調の違いは資料によるものです。