玉座の聖母子
15世紀初頭の画家という解説で15世紀初めからマザッチョが活動を始める20年代前半までに活動した画家を取り上げている。
ビッチ・ディ・ロレンツォ(1373〜1452)
保守的な様式に新しい様式をその都度取り入れることで多くの人たちに受け入れられた。
マリオット・ディ・ナルド(1394以前〜1424以降)
ロレンツォ・モナコの影響が見られるが、旧様式の作品もある。
ロレンツォ・ディ・ニッコロ・ジェリーニ(活動期1392〜1411)
1402年 フィレンツェ サン・マルコ聖堂の主祭壇画「聖母戴冠」、1410年 サンタ・クローチェ聖堂メディチ礼拝堂「聖母戴冠(三連祭壇画)」を描く。布地の描写に優れる。
ジョヴァンニ・トスカーニ(1372〜1430)
代表作1425年頃 孤児養育院「聖母子と聖ヒエロニムス、聖カタリナ」。
ロッセロ・ディ・ヤコポ・フランキ(1376〜1457)
ロレンツォ・モナコの優れた追従者のひとり。堅苦しさは和らいでいる。
ストラウスの聖母の画家(活動期1385〜1415)
代表作1410年頃 孤児養育院「聖母戴冠」。アーニョロ・ガッディの影響が強い、ロレンツォ・モナコの影響を指摘する説も。
バンビーノ・ヴィスポの画家(元気の良い幼児の画家)
初期、スペイン・バレンシア滞在、1415年以降イタリアに帰国。
1419年の画家
「玉座の聖母子」の年記による名前。ロレンツォ・モナコの影響をうけているが、マゾリーノの先駆けという部分もある。聖母の肉付け、聖母の膝のボリューム感、玉座、床の模様の遠近法など。 1410年代1419年の画家
玉座の聖母子
1419年 板 テンペラ 196.2×54.8cm
アメリカ クリーヴランド美術館
世界美術大全集11 イタリア・ルネサンス1
ビッチ・ディ・ロレンツォ(1373〜1452)
保守的な様式に新しい様式をその都度取り入れることで多くの人たちに受け入れられた。
マリオット・ディ・ナルド(1394以前〜1424以降)
ロレンツォ・モナコの影響が見られるが、旧様式の作品もある。
ロレンツォ・ディ・ニッコロ・ジェリーニ(活動期1392〜1411)
1402年 フィレンツェ サン・マルコ聖堂の主祭壇画「聖母戴冠」、1410年 サンタ・クローチェ聖堂メディチ礼拝堂「聖母戴冠(三連祭壇画)」を描く。布地の描写に優れる。
ジョヴァンニ・トスカーニ(1372〜1430)
代表作1425年頃 孤児養育院「聖母子と聖ヒエロニムス、聖カタリナ」。
ロッセロ・ディ・ヤコポ・フランキ(1376〜1457)
ロレンツォ・モナコの優れた追従者のひとり。堅苦しさは和らいでいる。
ストラウスの聖母の画家(活動期1385〜1415)
代表作1410年頃 孤児養育院「聖母戴冠」。アーニョロ・ガッディの影響が強い、ロレンツォ・モナコの影響を指摘する説も。
バンビーノ・ヴィスポの画家(元気の良い幼児の画家)
初期、スペイン・バレンシア滞在、1415年以降イタリアに帰国。
1419年の画家
「玉座の聖母子」の年記による名前。ロレンツォ・モナコの影響をうけているが、マゾリーノの先駆けという部分もある。聖母の肉付け、聖母の膝のボリューム感、玉座、床の模様の遠近法など。 1410年代
玉座の聖母子
1419年 板 テンペラ 196.2×54.8cm
アメリカ クリーヴランド美術館
世界美術大全集11 イタリア・ルネサンス1