ステファネスキ祭壇画
枢機卿ヤコボ・カエター二・ステファネスキがサン・ピエトロ大聖堂の主祭壇のためにジョットに注文したもの。
この三連祭壇画は両面に描かれている。表面は中央に「玉座のキリスト」、左翼に「聖ペテロの磔刑」、右翼に「聖パウロの斬首」、プレデッラに「玉座の聖母子と聖人たちと二天使」。裏面は中央に「玉座の聖ペテロと二天使、三聖人、寄進者」、左翼に「聖ヤコブと聖パウロ」、右翼に「聖アンデレと福音書記者聖ヨハネ」、プレデッラは中央の「聖ステパノと二聖人」が残されている。
この三連祭壇画は両面に描かれている。表面は中央に「玉座のキリスト」、左翼に「聖ペテロの磔刑」、右翼に「聖パウロの斬首」、プレデッラに「玉座の聖母子と聖人たちと二天使」。裏面は中央に「玉座の聖ペテロと二天使、三聖人、寄進者」、左翼に「聖ヤコブと聖パウロ」、右翼に「聖アンデレと福音書記者聖ヨハネ」、プレデッラは中央の「聖ステパノと二聖人」が残されている。
「玉座のキリスト」は1310〜11年頃の「オニサンティの聖母」を思わせ、広がりのある空間や明るい色彩はフランチェスコ聖堂下堂のジョット工房の壁画とつながる。また「ジョットの代理をつとめる画家」が描く容貌と似ている人物も見られる。 裏面ジョット工房 ステファネスキ祭壇画
1320年頃 板 テンペラ 222.4×250.3cm
ヴァティカーノ絵画館
世界美術大全集10 ゴシック2 1320年代
1320年頃 板 テンペラ 222.4×250.3cm
ヴァティカーノ絵画館
世界美術大全集10 ゴシック2 1320年代