大航海時代とルネサンス 大航海時代 ルネサンス 歴史 参考文献 index

シャルル突進公とマクシミリアン

フィリップ善良公を継いだシャルル突進公は、ブルゴーニュ本領とネーデルラントをつなぐために、ロレーヌ地方を併合しようとしたが、1477年のナンシーの戦いで戦死した。44歳。公国の大部分の領地は突進公の一人娘マリー・ド・ブルゴーニュが相続し、1482年、公女の死によって、夫マクシミリアンを通してハプスブルク家の家領となった。マクシミリアンは、1482年と1493年のアラスとサンリスの和議で、息子フィリップのネーデルラント領有権を確保し、フィリップの早逝(1506年)後は孫のカール(のちの神聖ローマ帝国皇帝)が相続した。

1480年代
世界美術大全集14 北方ルネサンス