
守銭奴の死 部分拡大図
中世末期のキリスト教徒としての正しい死に方を説く「往生の術」をテーマとした作品。
守銭奴の肩に手をかけた天使が励ますように高窓の十字架を示している。戸口からは矢を持った悪魔が顔を出し、ベッドのそばには別の魔物が金が入った袋を差し出している。ベッドの天蓋にはまた別の魔物がいて何かを狙っている。
ベッドの下、画面中央の老人は守銭奴と同じ人物らしい。長持ちの中のネズミのような顔をした悪魔が差し出す籠に金貨を貯めている。守銭奴は魂の救済と物欲の間で迷っているらしい。
西洋絵画の巨匠28 ボス
週刊小学館ウィークリーブック
カラー画像が載っています
1480年代 守銭奴の死
守銭奴の肩に手をかけた天使が励ますように高窓の十字架を示している。戸口からは矢を持った悪魔が顔を出し、ベッドのそばには別の魔物が金が入った袋を差し出している。ベッドの天蓋にはまた別の魔物がいて何かを狙っている。
ベッドの下、画面中央の老人は守銭奴と同じ人物らしい。長持ちの中のネズミのような顔をした悪魔が差し出す籠に金貨を貯めている。守銭奴は魂の救済と物欲の間で迷っているらしい。
西洋絵画の巨匠28 ボス
週刊小学館ウィークリーブック
カラー画像が載っています
1480年代 守銭奴の死
