
ポルティナーリ祭壇画

ブリュージュでのメディチ家の代理人(メディチ銀行ブリュージュ支店)トンマーゾ・ポルティナーリが、フィレンツェの自家の礼拝堂のためにヒューホに制作を依頼した祭壇画。
中央図は「キリストの降誕(羊飼いの礼拝を含む)」、左翼にはポルティナーリと二人の息子、背後に聖アントニウスと聖トマス、右翼には妻マリア・バロンチェッリと娘マルゲリータ、背後に聖女マルガリータとマグダラのマリア。
寄進者たちや天使が小さく描かれているのに対し、聖人たちは大きく描かれている。 中央図に羊飼いの礼拝を加えたためか、前景と背景が分断して描かれ、前景の空間表現も不自然になっている。
1470年代
中央図は「キリストの降誕(羊飼いの礼拝を含む)」、左翼にはポルティナーリと二人の息子、背後に聖アントニウスと聖トマス、右翼には妻マリア・バロンチェッリと娘マルゲリータ、背後に聖女マルガリータとマグダラのマリア。
寄進者たちや天使が小さく描かれているのに対し、聖人たちは大きく描かれている。 中央図に羊飼いの礼拝を加えたためか、前景と背景が分断して描かれ、前景の空間表現も不自然になっている。
1470年代
1483年にはフィレンツェに運ばれ、イタリア・ルネサンスの画家たちに大きな影響を与えた。前任者もハンス・メムリンクに「最後の審判の祭壇画(1473年以前)」を依頼しているが、途中の事故でフィレンツェには届けられなかった。
ヒューホ・ファン・デル・フース Hugo van der Goes
ポルティナーリ祭壇画
1475〜80年 板 油彩
253×304cm(中央パネル)各253×141cm(両翼)
フィレンツェ ウフィツィ美術館
世界美術大全集14 北方ルネサンス
画像は ルネサンス美術館 小学館
ポルティナーリ祭壇画
1475〜80年 板 油彩
253×304cm(中央パネル)各253×141cm(両翼)
フィレンツェ ウフィツィ美術館
世界美術大全集14 北方ルネサンス
画像は ルネサンス美術館 小学館