大航海時代とルネサンス 大航海時代 ルネサンス 歴史 参考文献 index

使徒たちの聖体拝領

ヨース・ファン・ゲントがウルビーノでフェデリーコ・ダ・モンテフェルトロと聖体同信会のために描いた祭壇画。フランドルの画家がイタリアで描いた最初の大作とされる。聖餐の秘跡の制定という点でバウツの「最後の晩餐の祭壇画(1467年)」と共通する。
教会の中でキリストはひざまずいているペテロに聖体のパンを差し出している。ペテロの背後には8人の使徒が続き、左端にはユダが描かれている。キリストの背後には3人の使徒。その奥に立っているのが聖体同信会の庇護者でもあったウルビーノ公フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロ(鼻の形に特徴)、奥の円柱の間に描かれているのが生まれたばかりの息子グイドバルドだとされる。
1470年代