聖母祭壇画
ロヒール・ファン・デル・ウェイデンの「聖母祭壇画(ミラフローレス祭壇画 1440年頃)」によっているが、中央パネルの「聖母のエリザベツ訪問」や「キリストの降誕」の風景描写には独自のものがみられる。バウツはロヒールのもとで修業し、風景描写に優れていると伝えられるアウワーテルからの影響を受けたと考えられている。
世界美術大全集14 北方ルネサンス
聖母祭壇画
ディーリック・バウツ
1445年頃 板 油彩
80×105cm(中央両パネル)各80×56cm(両翼)モノクロ
マドリード プラド美術館
1440年代