
シャルトルーズ修道院付属聖堂扉口
フランス国王ジャン2世が、ディジョンを中心とするブルゴーニュ地方を第4子フィリップ豪勇公に与え、フィリップがマルグリット・ド・フランドルと結婚したことで、1383年のフランドル伯の死後、ブルゴーニュ公国にフランドル地方などが加えられた。
フィリップ豪勇公は兄ジャン・ド・ベリーとともに芸術庇護者として知られ、ディジョンの宮廷に美術家が集まった。ディジョンの近郊シャンモールに創設された、シャルトルーズ修道院付属聖堂の扉口には宮廷彫刻家クラウス・スリューテルの聖母子像とフィリップ公夫妻の寄進者像、公夫妻の守護聖人ヨハネとマルガリータの像がおかれている。
フィリップ豪勇公は兄ジャン・ド・ベリーとともに芸術庇護者として知られ、ディジョンの宮廷に美術家が集まった。ディジョンの近郊シャンモールに創設された、シャルトルーズ修道院付属聖堂の扉口には宮廷彫刻家クラウス・スリューテルの聖母子像とフィリップ公夫妻の寄進者像、公夫妻の守護聖人ヨハネとマルガリータの像がおかれている。
回廊中庭には大彫刻「モーセの井戸」が不完全ではあるが残されている。
1380年代
スリューテル Claus Sluter
シャルトルーズ修道院付属聖堂の扉口
1385〜98年 大理石
左 フィリップ豪勇公と洗礼者ヨハネ
世界美術大全集14 北方ルネサンス
画像は 名画への旅 北方ルネサンス1 講談社
1380年代
シャルトルーズ修道院付属聖堂の扉口
1385〜98年 大理石
左 フィリップ豪勇公と洗礼者ヨハネ
世界美術大全集14 北方ルネサンス
画像は 名画への旅 北方ルネサンス1 講談社
