大航海時代とルネサンス 大航海時代 ルネサンス 歴史 参考文献 index

シャルトルーズ修道院付属聖堂扉口

フランス国王ジャン2世が、ディジョンを中心とするブルゴーニュ地方を第4子フィリップ豪勇公に与え、フィリップがマルグリット・ド・フランドルと結婚したことで、1383年のフランドル伯の死後、ブルゴーニュ公国にフランドル地方などが加えられた。
フィリップ豪勇公は兄ジャン・ド・ベリーとともに芸術庇護者として知られ、ディジョンの宮廷に美術家が集まった。ディジョンの近郊シャンモールに創設された、シャルトルーズ修道院付属聖堂の扉口には宮廷彫刻家クラウス・スリューテルの聖母子像とフィリップ公夫妻の寄進者像、公夫妻の守護聖人ヨハネとマルガリータの像がおかれている。