
オルレアンを解放
フランスの王位継承権を奪われた、王太子シャルルはブールジュに移った。「ブールジュ王国」とも呼ばれるが、ギュイエンヌを除く南フランスは有能な役人によって統治されていた。
やがてイングランド王とブルゴーニュ大公の不和が明らかになると、シャルルは反撃を始めた。1429年5月、ベドフォード公指揮のイングランド軍に包囲されていたオルレアンを、ジャンヌ・ダルクの活躍で救い、7月にはランスでシャルル7世(在位1422〜61)としてフランス国王に即位した。
ジャンヌはその後ブルゴーニュ派に捕らえられ、イングランド軍に引き渡されて、裁判の結果、異端として1431年ルーアンで火刑に処された。
1420年代
世界各国史12 フランス史
詳説 世界史図録 山川出版社
右図
オルレアンの解放をロシュ城にいた王太子シャルルに報告するジャンヌ・ダルク(中央)
やがてイングランド王とブルゴーニュ大公の不和が明らかになると、シャルルは反撃を始めた。1429年5月、ベドフォード公指揮のイングランド軍に包囲されていたオルレアンを、ジャンヌ・ダルクの活躍で救い、7月にはランスでシャルル7世(在位1422〜61)としてフランス国王に即位した。
ジャンヌはその後ブルゴーニュ派に捕らえられ、イングランド軍に引き渡されて、裁判の結果、異端として1431年ルーアンで火刑に処された。
1420年代
世界各国史12 フランス史
詳説 世界史図録 山川出版社
オルレアンの解放をロシュ城にいた王太子シャルルに報告するジャンヌ・ダルク(中央)
