大航海時代とルネサンス 大航海時代 ルネサンス 歴史 参考文献 index

フィリップ豪胆公 ブルゴーニュ公国

1384年フランドル伯ルイが死去すると、ブルゴーニュ、フランシュ・コンテ 、二ヴェルネ、レテル、フランドル、アルトワをまとめた「キリスト教世界でもっとも裕福で、もっとも高貴である広大な伯領」が生まれた。 フランス王による強引な結婚政策によって誕生したブルゴーニュ公国はのちにフランス王家に敵対する強力な勢力となっていく。 低地地方の人々はブルゴーニュ家による統治で低地地方の一体化を期待した。ブルゴーニュ公国やフランシュ・コンテが「あちら側の国々」と呼ばれ、低地地方は「こちら側のわれわれの国々」と呼ばれ、君主の低地地方への常住が期待された。