
オーラヴ4世即位 デンマーク、ノルウェー同君連合
1375年ヴァルデマーが急死した後、王位継承権者は二人の娘がそれぞれ生んだ男子だった。長女インゲボーとメクレンブルク公子ハインリヒの間に生まれたアルプレヒト4世(スウェーデン王アルブレクトの甥)と次女マルグレーテとノルウェー王ホーコンの間に生まれたオーロフ。ヴァルデマー4世は生前、アルプレヒト4世が王位を継ぐことに同意していたともされるが、デンマークは選挙王制の国だった。
次女マルグレーテはデンマーク王国参事会と結んでオーロフを王位に就けることができた(5歳 オーロフ3世)。1380年にノルウェー王ホーコン6世が死去し、世襲王制によってオーロフがノルウェー王にも即位した(オーラヴ4世)。マルグレーテは両国の摂政になった。
1380年代
世界各国史21 北欧史
1380年代
世界各国史21 北欧史
