
シャルル6世 即位
シャルル5世を継いだシャルル6世(在位1380〜1422)は12歳だった。神経疾患をかかえていたが、成人になってそれが顕在化した。後見は主に従兄弟のブルゴーニュ大公ジャン無畏公(サン・プール)。1404年に父フィリップから広大な領土を相続した。
1380年代
世界各国史12 フランス史
1380年代
世界各国史12 フランス史
1407年、ジャン無畏公は政敵だった王弟オルレアン公ルイをパリ市中で暗殺させた。ルイの舅(妻の父)、アルマニャック伯ベルナール7世を中心とした反ブルゴーニュ大公の党派がつくられ、主に南フランスの貴族が結集した。ブルゴーニュ大公側には北部、東部の貴族が集まって、15世紀初めのフランスはアルマニャック、ブルゴーニュの二つの党派に分裂した。
