大航海時代とルネサンス 大航海時代 ルネサンス 歴史 参考文献 index

カジミエシ3世 即位

ポーランド国家形成の中心になったのは、ヴィエルコポルスカ地方(グニエズノ、ボズナン)に居住していたポラニェ族だった。
ミエシコ1世公(在位960頃〜992)の治世中に東西ポモージェ、シロンスク、マウォポルスカを併合して、現在の国家領土に近い領域ができた。またミエシコはチェコ公の娘と結婚して、神聖ローマ帝国の教会とは対立していたバイエルンの聖職者から洗礼を受けて、キリスト教を導入した(966年)。968年にボズナンに設置された司教座はローマに直属していた。帝国からの独立性を守るためだったらしいが、ザクセン家のオットー大帝とも友好関係を築いていった。