大航海時代とルネサンス 大航海時代 ルネサンス 歴史 参考文献 index

大天使ミカエルとトゥールーズの聖ルイ(多翼祭壇画部分)

ヤコベッロ・デル・フィオーレの弟子だったとされるジャンボーノの後期の作品。国際ゴシック様式の騎士道宮廷的要素を採り入れているとされる。
この祭壇画はサン・マルコ小広場の対岸の島ジュデッカのサン・ジャコモ聖堂に置かれていたものらしい。5面のパネルで構成され、中央に「聖ジャコモ(大ヤコブ)」、左翼に「福音書記者聖ヨハネ」と聖母マリア下僕会の創始者「フィリッポ・ベニッツィ(1671年に聖人に列されたため円光は付けられていない)」、右翼に右図「大天使ミカエル」と「トゥールーズの聖ルイ」。
1450年代
ジャンボーノ Giambono
大天使ミカエルとトゥールーズの聖ルイ(多翼祭壇画部分)
1450年頃 板 テンペラ 各88×29cm
ヴェネツィア アカデミア美術館
下 多翼祭壇画全体 モノクロ 中央パネル 109×44cm
世界美術大全集12 イタリア・ルネサンス2